北斗七星
北斗七星 2018年2月5日付 vol.1713
2018/02/09 09:00
週刊BCN 2018年02月05日vol.1713掲載
▼豪快に転んだ。気持ちいいくらいツルっときた。関東を襲った大寒波の影響で路面が凍結。受け身を取ろうとしたが、うまく反応できず、右腕を負傷してしまった。腰は無事なのが、せめてもの救いだと思っている。
▼東京消防庁によると、降雪時のケガ人は、当日よりも翌日のほうが多いという。解けた雪が凍結するタイミングゆえだろうが、降雪翌日という油断もあるに違いない。
▼東京五輪後、日本経済を襲うとされる大寒波。大型の公共投資が終了するというのが、その理由だ。リーマン・ショックほどではないかもしれないが、多くの企業は五輪後を見据えた取り組みを始めている。IT業界では、1年遅れて大寒波が襲来すると予想される。計画から導入まで、1年を超えるプロジェクトが多いためだ。東京五輪後の状況をみて、ウチは大丈夫だと油断していると、1年後になって痛い目にあうかもしれない。
▼年を重ねると、運動後の筋肉痛が翌日、翌々日へとずれて発症するようになる。思えば、転倒したのは降雪の翌々日。気の緩みも、加齢で翌々日へとずれこむのか。打撲の痛みは翌々日どころか、なかなか治まらない。(風)
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