霞ケ関駅・徒歩5分『手しごとや 咲くら』

鯨料理も食べられる穴場

　「近くに安くておいしいお店がある」と、経済産業省の宮田豪氏が教えてくれた。国産食材にこだわり、鯨料理も食べられると聞いて、半信半疑で霞が関の官庁街を歩き、和食・カフェテリア「手しごとや 咲くら」に向かった。

　店は、農林水産省が入る中央合同庁舎第1号館の北別館にある。木目調の床で店内は明るく、一般的な“役所の食堂”とは一線を画す雰囲気だ。

　宮田氏のおすすめは、サラダとみそ汁が付いた海鮮系の「丼ぶりセット」。「近隣の店では、この価格で食べるのは難しい」と宮田氏が言うように、記者が選んだ「まぐろ漬け丼」は750円。財布に優しい価格だった。

　ほかにも、「カレーセット」や「御膳セット」があり、鯨の竜田揚げ（380円）などのサイドメニューも。値段と一緒に食料自給率を表示しており、国産食材について理解を深めることも可能だ。（鰹）
東京都千代田区霞が関1-2-1 中央合同庁舎第1号館
（北別館）
03-3502-8111（農林水産省大臣
官房予算課施設環境班）
750円～