駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国
<駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国>安全・安心にマッチョへ
2017/01/18 09:00
週刊BCN 2017年01月09日vol.1660掲載
屋内ジムなら大気汚染も気にならない
最近、上海にスポーツジムが増えているように感じる。新しいショッピングモールにはほとんどあるし、私が住む地下鉄威寧路駅前にも、今年二つのジムがオープンした。熱心に案内チラシを配るスタッフの姿をよくみかける。友人の誘いに加え、オープン記念で割安で利用できることもあり、せっかくの機会なので入会した。
実際、中国独自の事情を考慮すると、屋内で運動できるスポーツジムはとても便利だ。それは、大気汚染。例えば、青空のもとでランニングするのは気持ちのいいことだが、PM2.5などの大気汚染物質で空が霞む中国では、屋外で激しい運動をして大量に空気を吸い込むと、むしろ体に悪いのではないかと思えてくる。とくに、冬場の大気汚染は深刻だ。北京と比べれば上海はまだマシだが、それでも日本とは比べ物にならない。
そこで、空気清浄機を備えた屋内でのトレーニングである。これなら安心安全だ。2017年、プライベートではマッチョを目指す。
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