今日のひとことWeb版

工場でお参り

2016/12/28 15:27

 七草粥や節分などの年中行事を自宅で行うことがほとんどない私も、初詣にだけは毎年出かけています。この初詣、大晦日の夜から元日朝まで氏神様の社にこもって、寝ずに祈りながら新しい年を迎える「年籠り」の風習がその起源だとか。現在では年籠りの習慣はほとんど失われましたが、地方によっては大晦日の夜と元旦の2回お参りをする「二年参り」のスタイルがまだ残っているそうです。

 先日、NECのクラウド事業に関する取材で同社の玉川事業場を訪問した帰り、同地にある「日電玉川稲荷神社」を訪ねました。昭和14年、玉川事業場の工場長が工場の繁栄と安全を祈願して、京都の伏見稲荷神社から分霊を受け建立した小さな神社です。12月上旬に今年最後のお参りと言ってしまうと神様からは怒られそうですが、ちょっと早めに今年一年の無病息災を感謝しました。元旦にはIT業界のますますの発展を願い、神田明神を訪れようと思います。皆様よいお年をお迎えください。(日高彰)

【記事はこちら】
NEC 「OpenShift」活用しPaaS進出 コンテナ開発環境の標準型を提供
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.12.28」より
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