駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国
<駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国>烏鎮はインターネット先進区
2016/12/07 19:46
週刊BCN 2016年11月28日vol.1655掲載
「世界インターネット大会」は、中国の政府高官やIT企業の経営トップが集まるため、警備が厳重。烏鎮は交通規制が敷かれ、開催地の「烏鎮西柵景区」は一般入場が制限されるほか、会場でもセキュリティチェックを要求される。
一方、中国政府は烏鎮をインターネット先進エリアに発展させることを目指しており、セキュリティチェックに関しても最新のIT技術が導入されているため、手間はかからない。例えば、身分確認は、人手でなく機械で実施。ゲートをくぐる際、事前に登録した顔写真と、その場で撮影した写真とを顔認証技術を用いて照合する。
この技術は百度が開発したもので、今後は烏鎮景区の観光客向けにも活用していくのだとか。
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