駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国
<駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国>フリマアプリが流行
2016/08/18 19:46
週刊BCN 2016年08月08日vol.1640掲載
「閑魚」の最大の特徴は、ユーザーの位置情報をもとに、特定のマンションやオフィスビルのなかで仮想的な取引コミュニティを形成できること。同アプリでは、これを「魚塘(養殖池)」と呼んでいる。実際、BCN上海支局が入居する阿波羅大厦(アポロビル)の魚塘にも10人程度が参加しており、各ユーザーが活発に活動している。利点は、同じコミュニティに属するユーザー同士であれば、親近感がわき、やり取りがしやすくなること。場合によっては、商品を実際に見に行ったり、郵送を省いて直接商品を受けとったりできるのだ。閑魚ユーザーのある中国人は、「手軽に不用品を売買できて便利だし、何より新しい人と出会えることがおもしろい」と話す。
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