駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国

<駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国>O2O自販機

2016/06/09 19:46

週刊BCN 2016年06月06日vol.1631掲載

 希望する設置場所の自販機に対して、オンライン上で選んだ商品を、指定した日時で届けてくれるというもの。自販機はオフィスや学校、病院などに設置されており、商品は主に弁当などの食品類を扱っている。そういう意味では、「餓了」などの出前アプリの自販機版ともいえる。ユーザーにとっては、通勤や通学などで、自宅から弁当を持ち運ぶ必要もなく、外食する必要もないので便利というわけだ。

 このO2O自販機を手がける北京楽桟科技(楽桟517)は、永和大王・金百万・達利園などの大手食品メーカーと戦略提携しており、安心安全な商品を届けられることを売り文句にしている。もちろん、自販機も高品質な温度管理機能を搭載。とくに北京の中関村オフィス街で普及しているという。

自分専用の商品を手に入れられる
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