北斗七星
北斗七星 2016年2月29日付 vol.1618
2016/03/03 15:38
週刊BCN 2016年02月29日vol.1618掲載
▼ある国産ベンダーの社長は、3か月に1回は愛用のブルースハープを携えてライブハウスでブルースセッションに参加する。モダンブルースの聖地、シカゴで開かれた国際会議に参加した際、夕食会でその腕前を披露し、会場中からスタンディングオベーションを受けた経験もあるという。これが参加者同士の心の距離を近づけ、その後の議論は「4文字言葉が飛び交うようになった」と笑う。会議では所期の目的を無事に達成。まさに芸は身を助ける。
▼ジャズやブルースのセッションはアドリブ演奏が基本だ。AIが往年の名プレイヤーのスタイルと音を完全に踏襲した演奏を披露する日も遠くないのかもしれないが、それではこんな素敵なエピソードは生まれない。(霞)
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