駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国
<駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国>買えない自動販売機にサヨナラ
2016/03/03 19:46
週刊BCN 2016年02月29日vol.1618掲載
しかし、状況は変わりつつある。最近では「支付宝」「微信支付」などの決済サービスに対応する自販機が増えてきた。キャッシュレスで購入できるのだ。また、省スペースで24時間販売できるため、人件費高騰などを受けて自販機の需要が拡大している。富士電機は、2月に中国の合弁会社を通して、現地向け自販機の増産に向けた設備投資(4億円)を実施。現在の倍となる年間5万台の生産体制を構築する。近場にできた同社製の自動販売機は、きちんと「支付宝」に対応していた。
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