今日のひとことWeb版

「AICT」とは!

2016/02/12 15:26

 「IT」は情報技術の略語ですが、これに通信(コミュニケーション)を足して「ICT」と言うこともあります。そして、これからは、さらに「AI(人工知能)」を加えて「AICT」と言ってはいかがでしょうか。

 以前、本紙の特集でドイツの「インダストリー4.0」を紹介しましたが、このときのキーワードが「AI」と「IoT(Internet of Things)」でした。この二つのキーワードを合わせれば、「AIoT」と言えないこともない、かも。

 そもそも「IT」の「I」は、「インターネットであるべき」という人や、「いや違う、インテリジェンスだ」という人もいらっしゃるくらいです。

 つまり、これまでの単なる情報処理的な技術だけではなく、もう少しインテリジェンス(知性)を高めるべきとの見方が根強いとすれば、「AICT」はあながち的外れな略語ではないような気がします。(安藤章司)

【記事はこちら】
キーワードはIoTとAIだ! IT視点で捉えるインダストリー4.0
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.2.12」より
  • 1

関連記事

富士通・NEC・日立製作所 SI事業が好調のメーカー各社 IoT・AI事業の具現化が課題

AIとリング型ウイルス

富士通研、AI活用で中国語手書き文字認識率96.7%を実現、人の認識率を上回る

Enterprise AI SIerから“AIer”へ クラウドも、ビッグデータも、すべてはAIの前段に過ぎない

ワークスアプリケーションズ、クラウドネイティブの次世代ERPシステムを発表、RDBから脱却して分散処理