今日のひとことWeb版

高すぎる上海のマンション

2016/01/29 15:26

 上海市内で引っ越しを考えていて、新しい賃貸マンションを探しているのですが、あまりの家賃の高さに驚いています。不動産業者にヒアリングしたところ、日本人が多く居住するエリアで、駐在員が住む賃貸マンションの家賃相場は1LDKが8500元、2LDKが11000元とのこと。これでも十分高いですが、家賃は毎年値上がりしていて、今年も8~10%程度の値上げを要求してくる大家が多いそうです。

 いくつかの不動産業者から物件資料を取り寄せてみたところ、本当に高い。資料のなかには、私が現在住んでいるマンションの情報も含まれていたのですが、同じ間取りの部屋で2500元高い家賃を提示している業者がありました。内装や階数の違いで多少の差があることは想定していましたが、まさかここまで高くなっているとは。

 中国の春節明けには、駐在員の入れ替えを行う日系企業が多いですが、今年のマンション探しには苦労しそうです。日系企業は駐在員のマンション家賃を会社負担とするケースが大部分を占めていますので、当然コスト増大を強いられることになります。(上海支局 真鍋 武)

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日系IT企業の顔
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.1.29」より
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