駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国

<駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国>児童もウェアラブル

2015/12/24 19:46

週刊BCN 2015年12月21日vol.1609掲載

 中国でウェアラブルデバイスが流行している。久しぶりに電脳城に行ったら、どの店もウェアラブルデバイスの取り扱い品数が増えていた。実際、IDC中国によると、2015年第3四半期(7~9月)の中国ウェアラブルデバイス出荷台数は737万台。第2四半期よりも40.1%増えている。

児童向けウェアラブルウォッチが人気

 意外なのは、第3四半期にもっとも出荷台数が伸びたのが、「小天才」「阿巴町」「搜狗糖猫成」などの児童向けウェアラブルウォッチだということ。時計や電話として使えることはもちろんだが、GPSによって保護者が子どもの位置情報を把握できる。9月までの出荷台数が多かったことから、新年度(中国では9月)に向けての購入が多かったとみられる。

売れ筋ブランドの阿巴町(abardeen)
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