上海市静安区に、スマートな街灯が設置されているというウワサを聞きつけて、現地に足を運んだ。
そこには、確かに新たな街灯が設置されていた。タッチパネルを搭載し、天気や地図情報などを閲覧できるほか、電気自動車向けの充電機能や、道路沿いにあるパーキングの決済機能なども搭載していた。
地元メディアによると、上海市では、2020年にかけてこのスマート街灯を主要エリアに設置していく予定だという。インフラ整備によって、電気自動車の普及に結びつける狙いがありそうだ。
ただし、残念なことに、スマート街灯のタッチパネルは、まだ設置されたばかりというのに、故障していた。品質改善が求められる。

上海市内に新たに設置されたスマート街灯
(右上)電気自動車向けに充電器を搭載している