今日のひとことWeb版
中小企業にも“攻めのIT投資”を
2015/07/28 15:26
一方で、“攻めのIT投資”を顧客に受け入れてもらうには、これまでのITの提案とは異質の新しい価値をきちんと理解してもらわなければなりません。これは、結構高いハードルです。「新進気鋭の若手経営者が率いるスタートアップ」ならともかく、「1965年の創立で、職人肌の創業社長がまだまだ現場で頑張っている従業員50人の部品メーカー」だったりすると、ITリテラシーが低い可能性も高く、攻略はなかなか大変かもしれません。
クラウドネイティブな税務・会計システムを提供するアカウンティング・サース・ジャパン(A-SaaS)は、中小企業の経営やIT投資に大きな影響力をもつ税理士事務所とともに、そのハードルを越える方法を模索しています。先日、同社の佐野徹朗社長にお話をうかがう機会を得ました。中小企業にも“攻めのIT投資”を――。それこそが佐野社長の悲願なのだということが、痛いほど伝わってきました。(本多和幸)
【記事はこちら】
アカウンティング・サース・ジャパン 代表取締役社長CEO 佐野徹朗
- 1
関連記事
沸騰するか、クラウド会計需要 有力ベンダーの激しい攻防をみる