今日のひとことWeb版
中国株の乱高下に懸念
2015/07/10 15:26
中国株の特徴は、個人投資の割合が8割を占めていること。株取引に興じている一般のサラリーマンやOLは少なくありません。BCN上海支局が入居するビルでは、各社の女性従業員同士が弁当持参の昼食会を行っているのですが、中国人スタッフ曰く、数週間前までの挨拶言葉は「今日いくら儲かった?」でした。ところが最近の昼食会では、みんな青ざめた表情をしているそうです。
中国に進出する日系IT企業も、この状況には懸念を示しています。ローカルビジネスを中心とする日系IT企業の幹部は、「現時点で影響はでていないが、株価の下落が一因となって、ユーザー企業のIT投資意欲が低下する可能性がある」と警戒感をあらわにしていました。(上海支局 真鍋武)
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仕事そっちのけで株取引に大忙し
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