今日のひとことWeb版
「高嶺の花」を手に入れられるのか
2015/05/21 15:26
ところが、SCSKの中井戸信英会長は、「OSからじっくりやっていきたい」と、強い意欲を示しています。しかも、自動車メーカーに技術者を常駐させ、人月いくらで下請け仕事をするのではなく、ある程度の主導権をもって請け負い型のビジネスを展開し、将来的には2000~3000億円のビジネスに育てる見通しが立てられるといいます。
詳細は不明ですが、世界標準のAUTOSAR(オートザー)など、ECUのオープン化がヒントなのかも知れません。「高嶺の花」を手にする策があることを示唆している以上、今、ECU領域に何か大きな変化が起きようとしていることは間違いなさそうです。(安藤章司)
【記事はこちら】
<ビジネスシーンを変える最先端キーワード ウェアラブル>第10回 熱い視線注ぐ組み込み業界 ITRON適用の有望分野
- 1