北斗七星
北斗七星 2015年3月23日付 vol.1572
2015/03/26 15:38
週刊BCN 2015年03月23日vol.1572掲載
▼外来語が多い情報産業では、古くから音引きの問題を抱えてきた。「サーバー」と「サーバ」はその典型例で、当初は音引き無しが優勢だったが、最近は音引きを使うことが多くなっている。日本語の文章に、英語の発音が突然出てくると、日本語が堪能な英語圏の人と会話しているようで読みにくい。サーバーが使われるのは、そういうことなのだと理解しているが、真相はいかに。
▼マイナンバー(社会保障・税番号)制度の音引きを取れば、“マイナンバ”となる。大好きな大阪の難波が思い浮かぶ。その難波では、全国のゆるキャラブームに乗って、「なんばワン」が人気だという。難波とナンバー、音引きの有無の関係が微笑ましい。
▼マイナンバー制度にも、ゆるキャラがいる。「マイナちゃん」。ここは音引きがつかないことを願う。(風)
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