今日のひとことWeb版
旧家同士のひな人形訴訟
2015/03/03 15:26
なぜ今さらという感もありますし、第三者からみると少々滑稽な印象も拭えないこの騒動ですが、結局、ひな人形の所有権は本間家にあることを確認したうえで、4年に1度、3月の1か月間、風間家に貸し出すことで合意したとのこと。
クラウドの出現により、ITの資源は、買う、借りるという概念だけではなく、ネットワーク越しのサービスとして「利用する」という考え方が浸透しました。当然、ひな人形は、サーバーのように仮想化して共用することはできないわけですが、貴重な文化遺産を地域で共有し、連携して維持する方向に落ち着いたことは、「ひな人形 as a Service」のインフラができたとして、妥当な和解と評価すべきなのかもしれません。(本多和幸)
【記事はこちら】
<限定特集>“ワンコインクラウド”、いかが? 国産ベンダーの「IaaS月額500円」戦略を追う
- 1