今日のひとことWeb版
「おもてなし」をITで支える
2015/02/13 15:26
私は中国の暦で働いているので、春節期間は休日です。せっかくの機会なので、日本に帰国したかったのですが、断念しました。航空券の価格が異常に高騰しているのです。例えば、2月18日~24日の上海・東京間の往復航空券を格安航空券の検索サイトで調べてみると、直行便の価格は最安値でも20万円を超えています。全然、格安ではありません。普段の3倍近い価格では、安月給の私には手が届きません。
価格が高騰している理由は単純で、日本を観光する中国人が急増しているから。日本政府観光局(JNTO)によると、2014年の訪日外客数は過去最高となる前年比29.4%増の1341万4000人を記録。このうち、中国人は前年比83.3%増の240万9200人でした。円安元高に加えて、日本で免税対象品の範囲を拡大したことが大きく影響しています。
訪日外国人は、日本で消費活動を行ってくれるので、観光業や小売業などが潤いますが、ITベンダーもその恩恵にあずかることができそうです。NECネッツエスアイでは、多言語対応の観光案内アプリケーションやクラウド型の通訳サービスなど、観光の活性化を促すソリューションを提供。言葉の壁を越えて、顧客の要望にきめ細かく対応する「おもてなし」をICTで支えることで、事業の拡大を図ろうとしています。 (上海支局 真鍋武)
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NECネッツエスアイ、「Customer's Fair 2015」開催、「2020」をICTで支える
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