今日のひとことWeb版
何もない場所を「家電の街」に
2015/02/09 15:26
今では一定のお客さんを確保して順調に成長しているわけですが、オープン当時は、非常に苦労したようです。まず、ケーズデンキを知らない人が非常に多い。次に立地。今はショッピングセンターなどがあって買い物エリアとしても栄えていますが、住宅街とあってオープン当時は商業施設が何もなかった。住民からは家電量販店が出店することによって、「閑静な街のイメージが損なわれる」なんて声もあったようです。当時は家電量販店による価格競争が激しかった時代。確かに「安売り」を前面に押し出している店舗があると、印象はあまりよくない。これを払しょくしたのが、ケーズデンキならではの質の高い接客です。他地域の価格競争には決して乗らなかった。ていねいでわかりやすく親切な接客で、家電量販店のよさを地元住民に浸透させました。それが功を奏し、今では他社も近くに店舗を出しています。八王子市別所を「家電の街」として発展させたのは、ケーズデンキ多摩ニュータウン店といってもいいでしょう。(佐相彰彦)
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<地域No.1店舗の売れる秘訣 あの人気店はこうしてつくられた>ケーズデンキ多摩ニュータウン店――多摩ニュータウンで高い知名度 決め手はスタッフの接客術
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