今日のひとことWeb版
人類の知識を電子化
2015/02/03 15:26
図書館は、時代を超えて、人類の知識を凝縮している宝箱。しかし、文書は火事などによる損害を受けやすいことに加え、現地に足を運ばなければ、文書を閲覧・活用することができません。もったいない! ITを使って、文書の電子化に取り組もう――。ITベンダーは世界の主要な図書館を回ってそう提案しています。
昨年の10月、NTTデータがバチカン図書館にデジタルアーカイブのシステムを納入して、手書き文書の画像公開が始まりました。バチカン図書館は1448年に設立。歴史や法律、哲学など分野ごとに世界各国の文献を収容しています。今回、NTTデータのシステムを使い、2018年までに3000点の手書き文書を電子化して、誰でもどこからでも閲覧できる仕組みをつくっていきます。
NTTデータにとって、バチカン図書館のデジタルアーカイブの構築は目玉案件です。これを皮切りに、世界の図書館に同様のシステムを納入し、日本のITをツールにして「人類の知識」を電子化する気運が高まっています。『週刊BCN』のインタビューでNTTデータの岩本敏男社長は、バチカン図書館の案件について熱く語っています。下記URLからアクセスして、ご一読ください。(ゼンフ ミシャ)
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<KeyPerson>NTTデータ 代表取締役社長 岩本敏男――私たちの流儀で世界のトップに立つ
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