今日のひとことWeb版

データは誰のものか

2015/02/02 15:26

 AWS(Amazon Web Services)やIBM SoftLayer、Microsoft Azureなど、企業の間でパブリッククラウドサービスの利用があたりまえになりつつあります。ユーザー企業には、オンプレミス型システムよりも早く導入でき、しかも安く、期間限定で使うこともできるなど、多くのメリットがあります。今後は、企業内でパブリッククラウドサービスを利用する範囲が大きくなってくることが考えられます。

 利用範囲が大きくなったときに課題になるのは、各事業者のサービス連携です。現在は、事業分野ごとに異なるクラウド事業者のサービスを使っていたのでは、社内でデータの連携や一元管理ができなくなってしまうので、一つの事業者にまとめざるを得ない。つまり、ユーザー企業のデータが事業者に押さえられているのです。

 こうした課題を、ネットアップはストレージメーカーの立場から解決しようとしています。「企業がデータを自由にコントロールできるようにする」。プライベートイベント「NetApp Innovation 2015」で、米本社のキーマンがアピールしました。(佐相彰彦)

【記事はこちら】
ネットアップ、「NetApp Innovation 2015」で、次の10年を見据えたストレージをアピール

メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.2.2」より
  • 1

関連記事

<BCN REPORT>ネットアップ プライベートイベントで戦略を打ち出す 「クラウドファースト」への対応をアピール

ネットアップ SIパートナーとの協業を強化 SAPを得意とするSIerを狙う

ネットアップ、「NetApp Japan Partner Award 2013」の受賞企業を発表

ネットアップ、ストレージイベント「NetApp Innovation 2012 Tokyo」を開催

ネットアップ 社長 岩上純一