今日のひとことWeb版
両雄の表紙
2015/01/19 15:26
外資系ITメーカーが日本市場に進出し、事業拡大を図るにあたり、ぶつかるのは、競合になる国産メーカーが多いという壁です。純粋なITメーカーであるNECと富士通に加え、強いIT部門をもつ総合メーカーの日立製作所も加わり、3社も国産大手が市場を握っている勢力図になります。世界のどこの国をみても、日本ほど力強い国産メーカーがひしめくIT市場はないでしょう。
そういう意味から、1月12日号の表紙は象徴的といえそうです。しかし、国内IT市場が成熟し、大きな伸びをみせない環境下にあって、もともと事業構成や売上規模が似通っていたNECと富士通はここにきて、それぞれの「違い」を明確にしつつあり、どこのメーカーがどんな分野に強いかといった市場構成が少しずつ変わるようにみえています。商材のポートフォリオに関しても、両社の差が出てきています。遠藤社長と山本社長は、2015年の方針をどう語ったのか。下記URLからご覧になれます。(ゼンフ ミシャ)
【記事はこちら】
<KeyPerson>NEC 代表取締役 執行役員社長 遠藤信博 「(日)本(電)気」の試金石
<KeyPerson>富士通 代表取締役社長 山本正已 ハードウェアがあってこそのポートフォリオ
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