アマゾンとマイクロソフト、IBMの三大パブリッククラウドが注目しているのは、地方のスタートアップ企業だそうです。
スタートアップから世界的な企業へと成長した米国IT企業はたくさんありますが、なかでもシリコンバレーをはじめとする地方都市を拠点とする企業が目立つことが、その背景にあります。
もし彼らが日本でも米国型のスタートアップ企業をイメージしているとすれば、地方都市に目を向けるのは自然な流れなのかも知れません。
しかし、日本と米国では国情が異なります。スタートアップ企業かと思いきや、残念ながら普通のスモールビジネス(中小企業)だったりしますので、三大パブリッククラウドベンダーの思惑通りにいくかどうかは、まだはっきりしません。
日本の地方都市からも、ぜひ米国のような爆発的に成長するスタートアップ企業を世界へ送り出したいものです。(安藤章司)
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クラウドビジネス 「夢」か「現実」か!? 「地方発、世界へ」を自らの手にメールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.12.18」より