駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国

<駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国>スマートフォンメーカーが増殖中

2014/12/04 19:46

週刊BCN 2014年12月01日vol.1557掲載

 週末にデートにつき合ってくれる相手がいない私にとって、最近のマイブームとなっているのは、家電量販店巡りだ。日本ではお目にかかれない製品が豊富に展示してあって、休日の暇つぶしにはもってこい。

 例えば、スマートフォンの売り場。アップルやサムスン電子、ファーウェイといった、日本でもおなじみのメーカーだけでなく、近年急速にシェアを拡大している小米科技のほか、Coolpad、OPPO、VOTO、BBK、Gionee、Thlというように、日本ではまず見ることがないメーカーの製品がずらりと並んでいる。中国には、100社を超えるスマートフォンメーカーが存在しており、その数は現在も増え続けているのだ。

 今使っているソニーのXperiaに不満があるわけではないのだが、売り場を歩いていると、つい新しいものを購入したくなってくる。しかし、これほど多様なスマートフォンが並んでいては、どれを選んだらいいのかわからない……。

「OPPO」のショップ。日本ではあまり知られていないが、中国では独立したショップをもつほどのメーカーだ
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