今日のひとことWeb版
苦難を乗り越えて今がある
2014/10/20 15:26
今でこそ順風満帆ですが、店長は「これまで何度も閉店を検討した」と打ち明けてくれました。は2011年3月のオープン予定が、東日本大震災の影響で1か月遅い4月に延期。しかもこの間、そもそも2号店を構えることが本当に収益増につながるのか、という話も出てきたそうです。
レモン社の商品である中古品は、早く売らないと商品の“鮮度”が落ちてしまったり、価格設定が難しかったりと、新品以上に過剰在庫に気を配らなければなりません。1号店の銀座教会店だけでは売りさばのに時間がかかる。そこで、結局はオープンしたのですが、今度は震災の影響で、消費者の購買意欲が低下。これに輪をかけて、銀座教会店の高級中古カメラ販売店というイメージが先行し、カメラ激戦区の新宿で生き残れるのか、という見方が出てきました。実際、オープンしてから1年弱は、ほとんど売れなかったそうです。
こうした苦難を乗り越えたからこそ、今のレモン社新宿店がある。記事では、これまでの軌跡と今後について、店長に話を聞きました。(佐相彰彦)
【記事はこちら】
<地域No.1店舗の売れる秘訣>レモン社新宿店――苦難を乗り越えて成長軌道に乗る 買い取り・販売ともに順調
- 1
関連記事
<地域No.1店舗の売れる秘訣 あの人気店はこうしてつくられた>レモン社銀座教会店 ――キーワードは「男の趣味」 フィルムカメラと鉄道模型が主力
<地域No.1店舗の売れる秘訣 あの人気店はこうしてつくられた>レモン社 三越日本橋店 ――百貨店内の出店という新しい試み 写真撮影の「楽しさ」を伝える