今日のひとことWeb版
医療IT+クラウド
2014/10/02 15:26
医療分野は、NECや富士通、日立、東芝、キヤノンといった大手だけでなく、中小の企業やベンチャー企業も健闘しています。
例えば、キヤノンマーケティングジャパンが10月1日に開始したクラウド活用型の「遠隔読影インフラサービス」では、札幌の遠隔読影ベンチャー企業であるメディカルイメージラボと共同開発した基盤を利用しています。
また、キヤノンMJが今年8月にグループに迎え入れたAZEという会社は、CT(コンピュータ断層撮影)、MRI(核磁気共鳴画像法)で撮影した画像を自動で解析し、骨や筋、筋肉の部位ごとに色づけする画像処理エンジンを開発。すでに世界約10か国・地域への輸出実績があるなど、海外からも高く評価されています。
医療分野は欧米企業が強い分野ではありますが、それでもクラウドを活用するなど、新しい領域には、これからもチャンスがあるといえそうです。(安藤章司)
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キヤノンMJとメディカルイメージラボが医用画像クラウドサービス基盤を共同開発 遠隔読影インフラサービスをスタート
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