今日のひとことWeb版
パブリッククラウドの次の一手
2014/09/25 15:26
パブリッククラウドは、安い価格や軽いフットワークによって、ある程度の世界的な地位を確立させた後、アプリケーション開発ベンダーなどを取り込んで、名実ともに次世代の情報システムのプラットフォームになる。マーケットプレイスは、そのための「出会いの場」というわけです。
ふだん何気なく使っているお気に入りのアプリケーションやサービスが、「実はSoftLayerやAWS、Azureで動いていた」などという現象が、日常的に起きるようになる可能性が高いのです。
そうなれば、もはや、パブリッククラウドというITインフラ部分単体のサービスではなく、まるでかつてのサーバー製品のような、情報サービスのプラットフォームとしての役割に変わっていくと考えられます。
IBMがPCサーバーを売却し、SoftLayerを買収した一連の動きは、情報サービスのプラットフォームの主役交代を象徴しています。 (安藤章司)
【記事はこちら】
日本IBMがクラウド・マーケットプレイスを開設、クラウド関連商材を系統的に探しやすく
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