今日のひとことWeb版
「いちば」の「しじょう」
2014/09/24 15:26
ITの世界では、エンドユーザーに商材が届く販路として、「いちば」がおおいに活躍しています。身近なところでは、アップルのApp StoreやグーグルのGoogle Playがありますが、同様の仕組みは、法人向けITビジネスの世界でも有効な販路として存在感を増しています。
クラウドの普及によって、IT商材の流通のかたちは大きく変わろうとしています。総合ITベンダー、ISV、ディストリビュータ、SIer、事務機ディーラーなど、各プレイヤーがそれぞれの立場で「いちば」、すなわちクラウドマーケットプレイス(CMP)をうまく活用することが、クラウドビジネスの成功を助けることになるかもしれません。人が集まるところにこそ、お金が集まります。クラウドの「いちば」が形成する「しじょう」が、IT「しじょう」全体を活性化していく可能性は十分にあります。(本多和幸)
【記事はこちら】
出揃った国産大手ベンダーのCMP(Cloud Market Place) なるか SMBへのクラウド普及
- 1
関連記事
FJM SMB向けクラウドは脱SIのビジネスモデル 成否のカギを握る“手数料モデル”