今日のひとことWeb版
壁変わり
2014/09/22 15:26
このコラムをご愛読の方は覚えておられると思います。当社の壁には、社員同士の会話をうながす標語、「声をかける」が貼られていて、私はその「かける」を「書ける」に脳内変換し、記事執筆を熱く応援してくれるエールと捉えていました。その標語が先日「前倒し運行」という、記者には脅しにも聞こえる新しい言葉に変わりました。
そう、記者が恐れているのは「前倒し」の新聞制作です。祝日などが入ると、そのぶん取材や記事執筆にかける時間が減り、タイトなスケジュールで仕事をこなさなければなりません。この時期は祝日が多いので、バタバタします。
しかし、よく考えると、一日ずっと取材と記事執筆に没頭しているわけでもありません。空腹や疲れで集中力が落ちるので、ときどき休憩が必要になるのです。
ゲームも同じ。いくら熱心なゲーマーでも、1日24時間をゲームに費やすことはないでしょう。お風呂に入ったり、料理をつくったり……。実は、こうしたゲームの「後」に、商機が潜んでいます。ゲーム大手のセガは、データ分析の仕組みを導入して、ゲームの「後」を商品化することで新しいビジネスをつくりだそうとしています。(ゼンフ ミシャ)
【記事はこちら】
<THE決断!ユーザーのIT導入プロセスを追う>ゲームでない「遊び」をつくる データ分析で生活習慣を把握、サービスを創出
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