今日のひとことWeb版
違う角度から本流に乗る
2014/06/09 15:26
情報提供という点では、企業が自社の社員向けに社内情報を配信するのにも適しています。このことにいち早く目をつけたサイバーステーションは、一般のオフィスをターゲットに、社内の情報共有活発化を目的にデジタルサイネージシステムを提案しています。同業他社が、小売業や金融機関などの顧客に対してコンテンツを配信するユーザー企業での導入が多いのに対して、サイバーステーションは一般オフィスでの導入が8割を占めています。
かつて、販促ツールとしての効果がわかりにくいとして、なかなか導入につながらなかったデジタルサイネージシステム。サイバーステーションはほかの切り口を考え、一般オフィスへの提供という方法を導き出しました。現在では、顧客向けへの情報配信ツールでも案件を獲得しています。スタッフ教育でシステムを導入した小売店が、販促ツールとしても導入したいという要望があるようです。違う角度から攻めた結果、本来の用途が浸透し、その流れに乗ることができたということです。(佐相彰彦)
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サイバーステーション 情報共有にデジタルサイネージ 売上高は前年度比150%の見込み
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