東京・秋葉原電気街の通称パーツ通りにあったパソコンパーツ専門店、TWOTOP秋葉原本店が今年2月に閉店し、3月1日にBUY MORE秋葉原本店に生まれ変わりました。運営会社のユニットコムが、TWOTOPや同じくパーツ専門店のFaith、BTOパソコン専門店のパソコン工房など、グループの力を集結した店舗として再生したのです。10月には、液晶ディスプレイブランドのiiyamaからパソコンを発売し、「iiyamaショールーム」も設置しています。

　グループの力を集結しただけに、店内はとてもユニーク。店に入ると、向かって右側にマザーボードをはじめとするパソコンパーツがずらり。圧倒的な商品数で専門店らしさを醸し出しています。一方、左側はiiyamaショールームで、白を基調にしたお洒落なレイアウトでまとめています。

　要するに右側と左側のバランスが絶妙なのですが、これはTWOTOP秋葉原本店の固定客層を維持しながら、女性やファミリーなど、駅前の都市再開発によって訪れるようになった新たな客層を狙ったもの。実際に売り上げは伸びています。責任者のユニットコム・奥井一毅秋葉原地区担当SVに取材しました。（佐相彰彦）

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＜地域No.1店舗の売れる秘訣＞BUY MORE秋葉原本店――ユニットコムグループを集結　パソコン専門店の新しい姿へ