今日のひとことWeb版
「Surface Pro」発売の波紋
2013/06/04 15:26
5月29日の記者発表会では、日本マイクロソフトの横井伸好執行役が、近く法人ルートで販売することを明言しました。ついに日本国内でも、マイクロソフトがパソコンメーカーの直接のライバルになる瞬間がやってくるということです。
「Surface Pro」には、日本向けモデルの特別仕様として、統合オフィスソフト「Office Home and Business 2013」が入っています。しかし価格は、仮に1ドル=100円で考えるとグローバルモデルとほぼ同じといえる設定です。横井執行役は「キーボードカバーは別売なので、Windowsタブレット市場のなかで特別格安ということではない」といいますが、これをパソコンメーカーはどうみるでしょうか。
樋口泰行社長は、「本当に戦いたい相手を考えれば、より売れてほしいのは『Surface RT』のほうだが……」と本音(?)を吐露していました。単純にバラ色でもなさそうな「Surface」の行く末ですが、市場がどう反応するのか、目が離せません。(本多和幸)
【記事はこちら】
日本マイクロソフト、タブレット型PC「Surface Pro」を6月7日に発売、128GBと256GBの2モデル
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