今日のひとことWeb版
好循環はパートナーとともに
2013/01/17 15:26
自前の倉庫を確保することが難しい小規模なネット通販会社でも、FBAマルチチャネルサービスを使えばAmazonや楽天、ビッターズなどに多店舗展開できる――。パブリッククラウドの代表格、AWS(Amazon Web Services)と考え方は同じです。Amazonは、自分のインフラを同業他社にも使わせることで、規模のメリットを最大化させているのです。
すでにFBAマルチチャネルと連携するサービスも出ています。例えば、ネット通販の多店舗在庫管理システムサービスを展開するベンチャーのハングリードは、業界他社に先駆けてFBAマルチチャネルに対応したことで、FBAユーザーから高い評価を得ています。
またAWSも、公表分だけで国内に100社ほどのビジネスパートナーがいて、AWSに対応したさまざまなサービスを提供しています。規模のメリットが生きる共同利用型やクラウド型のサービスでも、パートナーと一体となった好循環をつくりだすことが成功への近道といえそうです。(安藤章司)
【ハングリードの関連記事はこちら】
ハングリード 代表取締役 吉武修平 ハングリー精神で時代をリードする
- 1
関連記事
パブリッククラウドビジネス 本格的な立ち上がりの兆し AWSの活用で「前年度比8倍の売り上げ」
パブリッククラウドとの連携強化を 業種業態の垣根を越えてレベルアップを図れ