今日のひとことWeb版
異色のソフトメーカー、クラウドに賭ける
2012/04/06 15:26
「サイバー」と「ボウズ(坊主)」を組み合わせた造語を社名にして、「ボウズマン」というヒーローをイメージキャラクターとして生み出し、PRに多用。お堅く控えめな企業が多いIT業界のなかでは、破天荒で異質な存在です。
創業から数年間は、利益の半分を広告費に使う大胆な戦略を進めました。さらに、青野慶久社長は上場会社の男性社長として初めて育児休暇を取得。業界外からも注目されました。
2012年、サイボウズはクラウドに賭けています。青野社長が「創業以来、初の大勝負」と表現する新サービス「Cybozu.com」を始めたのです。
既存のパッケージソフトビジネスに影響があるかもしれないのは、青野社長も当然承知しています。そのうえで、「クラウドの流れに乗り遅れれば死ぬ」と危機感をもって始めた事業です。
青野社長自らが、自社イベントで「Cybozu.com」について語っています。強い気持ちが伝わる内容です。始めた理由と背景を書いた関連記事と合わせてご覧ください。(木村剛士)
【記事はこちら】
サイボウズ 青野社長、クラウドを語る「Fast&Easy+Entertainment」をイズムに
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