隠れ家的な日本料理店

　「1年に1、2回、本当に美味しい和食を食べさせたいと思う友人を連れて行く店」。クラウド型の経費精算運用管理ソリューションを提供するコンカーの三村真宗社長は、渋谷の隠れ家的な日本料理店「えびす」を紹介してくれた。

　店内はカウンター席が6席ほど。ご主人は、同じ業界の常連同士が鉢合わせしないように配慮してくれているという。「寡黙なご主人の佇まいと包丁さばきが見事。席を共にした米国人の弁護士は『こういう素晴らしい技量の人にはお金を払いたくなる』と絶賛していた」そうだ。

　上品な風味のだしの利いた小鉢料理や新鮮な魚介類のお刺身など、ひと通り前菜が出るとお楽しみが待っている。ご主人が木箱をいくつか差し出し、フタを開けるとそこには新鮮な季節の野菜、キノコ、魚、肉が並んでいるのだ。ここから食材を選び、調理方法をご主人と相談して、3品ぐらい決める。

　「まずは鯛のしゃぶしゃぶ。炭と土鍋でその場で炊いたご飯がうまい。鯛のしゃぶしゃぶで残っただしも捨てたりしない。これでお吸い物を作ってもらい、ご飯と一緒に食べる。おつまみは塩で炒った銀杏」。三村社長の定番だ。


※店のご主人たっての希望で、渋谷区に所在するということ以外は非公開とさせていただきます。