昭和の匂い漂うレトロな洋食屋

　自治体向けシステム構築に強いSIer、ジャパンシステムの渡邊宏・事業統括本部担当部長がひいきにするのが、会社近くの洋食店「ソルタナ」だ。今年1月にジャパンシステムに移籍してから行きつけになり、ランチタイムをここで過ごすことが多い。

　「代々木は安くて旨い食堂が多いが、なかでもソルタナが一番好き。外観はまったく目立たず、私も知人に紹介されなかったら入ることはなかった（気づかなかった）だろう。ランチどきはほぼ満席。店内は座席が10席ほどしかなくて狭いが、レトロな雰囲気でおいしい食事を味わえる。昭和の洋食屋って感じ」。代々木は若者が多い土地柄だが、「なぜかこの店に若いヤツは来ない」とか。

　ランチメニューはいろいろあるが、渡邊氏のおすすめは、目玉焼き付きのハンバーグとフィッシュフライ、野菜とポテトサラダ、それにライスと味噌汁がセットの定食である。味だけでなく、600円という安さも魅力だ。

　渡邊氏は、住まいが神奈川県で、以前勤めていた会社の勤務地も神奈川県が多かった。代々木は、渡邊氏にとって馴染みのない土地だが、胃袋を満たして、ランチタイムの気分転換を図ることができるお気に入りの店を早くも見つけたようだ。


東京都渋谷区代々木1-52-9
03-3379-1891
平均予算：約1000円（昼）