IT業界人が情報交換するバー

　東京・恵比寿駅前の恵比寿銀座に店を構える「m-129」は、ホームページで「昭和の雰囲気が漂うレトロなバー」とPRしている。雑居ビルの2階にあって、入り口がややわかりにくいのだが、1階のラーメン屋を目印に行くといい。

　「m-129」は、プロ野球・巨人軍の元投手で、今はタレントの角盈男氏がオーナーの店だ。ハイボールにオイルサーディンという店長のおすすめ料理も昭和っぽく、タイムスリップした気分を味わうことができる。「m-129」は、多忙なサラリーマン生活からちょっとしたリフレッシュを求めるお客に人気がある。

　「m-129」を“行きつけの店”として紹介するのは、ICT（情報通信技術）ベンダーの三井情報で事業を統括する取締役常務執行役員の鈴木茂男氏である。この店は愛宕にある三井情報の本社から日比谷線に乗ればすぐの場所にあって、「仕事が終わってほっとしたときに、一人で行くことが多い」という。

　「m-129」はIT企業の幹部の常連客が多く、「必ずといっていいほど、知り合いの業界人が店に来ている」と鈴木常務。一緒に飲みながら情報を交換するには、打ってつけの場所だそうだ。


東京都渋谷区恵比寿南1-1-3
マツダイビル2F
03-3719-1717
平均予算：3500円～