旅の蜃気楼

“仲間”のホールインワンに乾杯!

2012/02/09 15:38

週刊BCN 2012年02月06日vol.1418掲載

【内神田発】BCNのオフィスに届いた郵便物の山の中から、ピー・シー・エー専務取締役の折登泰樹さんから差し出された封書が現れた。おやっ? 何だろう。人事の件かな。いや、昨日の新年会でお会いしたばかりだ。では、還暦祝いかな。封を開いてみると、「やったね、HOLE IN ONE!!」と記されたギフトカードが出てきた。これはすごいぞ。新年早々、おめでたい戴き物だ。さっそく、同封されている挨拶状に目を通した。

▼「さて、私事で恐縮ですが、このたび(平成23年12月23日)、千葉カントリー梅郷コースで開催されたクラブ公式競技の『天皇誕生日杯』において、生涯初のホールインワンを達成いたしました。当日はクリスマス寒波の到来で、晴天ではありましたが風が強く、凍りついたグリーンは手のつけられない速さでした。Aクラスのクラブ競技ですから、もちろんバックティーからのティーオフで、3ホール連続ダボの後の『13番』で奇跡が起こりました。ゴルフは何が起こるか判らないですね」と当日の様子が書いてある。突然、私の頭に角張った日焼け顏が浮かんだ。折登さんだ。おまけに目がギョロリと動いた。

▼挨拶文はさらに続く。「昨年は地震、津波、台風、洪水そして原発と、今までの人生で経験したことのないほど激動の1年でした。ホールインワンは我がゴルフ人生の夢でしたので、記憶に残る年の終りに最高のプレゼントをゴルフの神様から授かり本当に感謝感激です」とある。折登さんらしい生真面目な文面だ。次回のBCN杯で、夢の175ヤードの再現を楽しみにしている。(BCN社長・奥田喜久男)

生涯初の偉業の喜びがギフトカードからにじみ出ている
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