今日のひとことWeb版
寡占化が進むPC、日本勢の生きる道は
2012/01/12 15:26
汎用品であるPCは、出荷台数という「規模」が利益を大きく左右する世界。米自動車業界のビッグスリーや、世界市場のテレビメーカーにように、寡占化が進む見込みです。大手PCメーカーで最後に残るのは、中国圏と北米圏でそれぞれ1~2社といったところでしょうか。
ちなみにレノボなど、中国をホームグラウンドとする地場の大手PCメーカーでも、ことハイエンドサーバーの分野では、中国市場でIBMやHPの後塵を拝しているようです。
ストレージなど、より特化した分野では日立などの日本のプレーヤーにも活躍の場が十二分にあります。汎用品での勝負は厳しくても、特定領域での強みを生かせば、日本勢もまだビジネスを伸ばす余地があるのです。(安藤章司)
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