今日のひとことWeb版

SFDCが認めた日本のベンチャー、創業社長の素顔

2011/11/18 15:26

 3日前の11月15日、米セールスフォース・ドットコム(SFDC)は、年商10億円にも満たない日本のベンチャーに出資することを決めました。SFDCの日本法人ではなく、米本社の直接出資です。

 自社のクラウド基盤でのサービス開発をこれまで以上に進めてもらうのが、SFDCの出資の狙いでしょう。それは、SFDCがこの日本企業の技術力を高く評価した証です。

 その企業とは、シャノン。イベント運営支援システムをクラウドで提供しています。社長の中村健一郎さんが約12年前に設立し、昨年度の年商は5億6000万円、従業員数は約60人。基本的な数字だけをみれば、どこにでもありそうな中小企業ですが、業績は前年度比約65%増と、現在急成長中です。

 世界有数のクラウドベンダーが認めた企業の創業者とは、どんな人物なのか。今回は、ビジネスモデルや技術的優位性ではなく、人物像を知りたくて会いに行ってきました。『週刊BCN』の今後のIT業界を担う人を紹介するコーナー「FACE」で取り上げています。

 「起業したきっかけは何にも興味がなかったから」「学生時代は将来が見えなく、自殺も考えた」中村さんは、今に至る経緯を赤裸々に語ってくれました。記事には、それをありのままに綴っています。(木村剛士)

【記事はこちら】
シャノン 中村健一郎代表取締役CEO「社会に貢献するために起業」
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.11.18」より
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