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海外に強い富士通子会社、グローバル化を加速
2011/11/04 15:26
ATMやPOSシステムの開発が得意で、金融機関や流通・小売業向けのIT事業に強い富士通フロンテックです。目立つ存在ではありませんが、富士通の総合力を下支えしています。
同社の海外売上高比率は前年度(2010年3月期)実績で19.7%。富士通の連結売上高での海外売上高比率に比べれば低い値ですが、コンピュータ・ITソリューション系子会社のなかでは高い数値です。
今年、富士通フロンテックのトップに就任した利根廣貞社長は、海外売上高比率をさらに高め、13年度には30%まで引き上げる考えです。狙うは中国やインドを中心とした新興国。
ATMという強力な武器をもつ同社は、ソフト開発やSI会社とはまた違うビジネスモデルを手がけられる強みがあります。海外では海外なりのビジネス手法で臨むその考え方は、多くの方の参考になると思います。(木村剛士)
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<トップインタビュー>富士通フロンテック 利根廣貞社長「強みを磨き、海外でも飛躍」
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