今日のひとことWeb版
節目のときを超え、向かうは次の30年
2011/10/06 15:26
制作の内情をちょっとお話しすると、今は5人の記者が輪番で担当していますが、スタートから5か月間は私一人で書いていました。その日の取材で感じたことやこぼれ話、さらには言っておきたいことを毎日文字に落としていました。
ウェブにリンクしていますから、このコラムをきっかけにどれほど記事が読まれたかは、数字に表れます。多くは反省し、たまに自信をつけ、一人で一喜一憂していたことを思い出します。
これも内輪話で申しわけないと思いつつ、もう一つ。『週刊BCN』は、10月15日で創刊30周年を迎えます。実は、同じIT関連の雑誌『日経コンピュータ』も今月で創刊30周年。
歩みをスタートした1981年は、米IBMがCPUにインテルの8088、OSにマイクロソフトのMS-DOSを採用した「IBM PC」を発売した年。パソコン産業に火が点いたときです。業界専門メディアが、産業とともに成り立っていることを痛感します。
節目のときには、歩んできた道を懐かしさとともに振り返るもの。しかしBCNは、過去を振り返るだけでなく、次の30年の道標を示したいという思いを込めて、記念イベント「BCN Conference」を開催します。
テーマは「IT商流の先を読む」。われわれが30年間一貫して取材テーマに置いてきたIT製品・サービスの流通の将来を、複数のセッションで紹介します。
このコラム、最初で最後の自社広告。30年を見続けてきたBCNが、業界の方々のために用意したプログラムをぜひご確認いただき、当日、足を運んでいただければと思います。(木村剛士)
【詳細はこちら】
http://biz.bcnranking.jp/sp/conference/
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