今日のひとことWeb版

電算部門ない自治体でOSS採用

2011/08/25 15:26

 インターネットをしたいために自作パソコン製作に取り組み、OSを買うお金がなかったのでオープンソースソフトウェア(OSS)を自力で習得してしまったという、地方自治体の担当者に取材しました。

 10年前、電算部門がなかった大阪府交野市は、市制30周年を節目に、サーバー、クライアント環境を整備するにあたってOSSを採用。現在も積極的にOSSを活用する取り組みを続けています。

 かつて担当者が抱いた「インターネットをしたい」という気持ちと、それを自力でかなえた努力が、いまのOSSの活用につながっています。(鍋島蓉子)

【記事はこちら】
<THE決断!ユーザーのIT導入プロセスを追う>大阪府交野市 OSSでサーバー、デスクトップの環境を構築 市制施行30周年のタイミングで
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.8.25」より
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