今日のひとことWeb版
松山市が打ち出す在宅勤務×地域活性化の妙手
2011/08/08 15:26
この仕組みのよい点は、行政、地元の受注事業者、全国の発注企業の三者に、ギブアンドテイクの関係が成立しているということです。行政は、これまで整備してきた通信インフラを使って雇用を増やすことができる。地元の受注事業者は仕事を得られる。そして発注企業は、単なるアウトソーシングによるコスト削減だけでなく、奨励金でさらに一割のコストを削減できる。
首都圏や大都市圏を除く地域は、いま、地域経済の停滞に悩んでいます。その地域内だけの地産地消では、この停滞を改善し、活性化するまでには至りません。地域に事業を呼び込む松山市の取り組みは、全国の悩める自治体の参考になりそうです。(谷畑良胤)
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愛媛県松山市、テレワーク支援で全国のIT開発企業からの業務を市内に吸引
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