旅の蜃気楼
愛があれば年の差なんて?
2011/05/19 15:38
週刊BCN 2011年05月16日vol.1382掲載
▼題字はいつもどおりのBCNですが、中身は『Bridal Ceremony News』。通巻はvol.1122で“いいふうふ”。なんだか出来すぎです。見出しが振るっています。「谷畑編集長、ついに年貢を納める」。46歳にして32歳の新婦が伴侶となりました。サブ見出しは「愛があれば、年の差なんて!!」という、わかったようでそうでもないようなシロモノで、還暦過ぎの編集経験者としては、「愛と年齢の相関関係を論ぜよ」などと、いちゃもんをつけたくもなります。
▼谷畑編集長のお母さんの、披露宴でのスピーチには、じんときました。「うちは子供が三人とも男の子なので、これまでいろいろありました。良胤は長男で、下の二人はもう結婚しているものですから、生涯この子と二人で過ごすのかなと覚悟していました。それがこうして……。ありがたいことです」。「良胤が3、4歳の頃です。外で泣かされて帰って来ましてね。私は抱きしめながら、我慢すればつらいことは通り過ぎるのよ。いっぱいお泣きなさいと言って、一緒に泣いてあげました」。脇に立っている新郎の目には涙が光っている。
▼1981年に創刊した週刊BCNは今年で30周年を迎えます。新生活をスタートして張り切っている谷畑編集長の指揮の下、皆様のお役に立つ情報を発信して参ります。引き続きのご愛読をよろしくお願い申し上げます。(BCN社長・奥田喜久男)
(市販はしておりません。念のため)
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