今日のひとことWeb版
パソコンで儲けを出す異色の販社
2011/05/13 15:26
しかし、そのパソコンの販売で、毎年、着実に利益を出し続ける会社があります。1990年設立のハイパーです。
パソコンを中心に、サーバーや周辺機器などコンピュータの販売が売上高の約80%を占めますが、一貫して黒字経営。決して目立つ存在ではありませんが、隠れた成長企業といえるでしょう。その経営手法は、実に独特です。
あえて在庫をもつという逆転の発想、積極的に外出しない営業スタイル、顧客満足度だけでなく、パソコンの調達先であるディストリビュータの満足度向上も意識する姿勢。そして、法人相手にもかかわらず秋葉原に店舗をもち、顧客開拓を図った創業時の戦略。そのすべてが、他社とは一線を画すものです。
慎重・堅実、緻密でしたたか――。玉田宏一社長の話のなかには、薄利の商品で儲けるヒントがあります。(木村剛士)
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<トップインタビュー>ハイパー 玉田宏一社長「儲からないはずのパソコンで利益を稼ぐ」
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