旅の蜃気楼
海外の友人たちが心配してくれた巨大地震
2011/03/24 15:38
週刊BCN 2011年03月21日vol.1375掲載
▼首都圏でも交通機関は麻痺した。コンビニの棚は空になった。電車が動かないので、徒歩で5時間かけて自宅にたどり着いた社員もいる。翌日になって、災害の実態が明らかになり始めた。日を追うごとに被害の規模が尋常ではないことが鮮明になってくる。
▼日曜日になると、海外の友人からお見舞いメールが入り始めた。原文のまま紹介する。
中国の友人から。「金曜日からずっと地震のニュースを聞きまして、テレビも悲しい映像をいっぱい放送されまして、とても心配しております。悲しいです。東京の皆さんは大丈夫でしたか? もし食品、服などの必要品が必要であれば、ご遠慮なく、教えてください。上海から郵送いたします。皆無事なことを祈ります」
韓国の友人から。「こんにちは。Okudaさん、無事ですか? TVを通じて日本の地震を見ました。あまりにも驚くべきで恐ろしい事が起りました。Tokyoは安全ですか? 韓国でも多くの人々が日本の人々を心配しています。もし助けの必要な事があればいつでも連絡をください。お元気に願います」
今すべきことは何か。復旧活動を支援する、明日のためにつながる今を活動する、喪に服す。そしてまた考える。今すべきことは何か。復旧活動を支援すること、喪に服すること、明日のためにつながる今を活動すること。夢と希望が明日をつくる。夜明けは必ずやってくる。(BCN社長・奥田喜久男)
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