いまさら聞けないキーワード
<いまさら聞けないキーワード>アプリケーションソフト
2011/03/17 15:26
週刊BCN 2011年03月14日vol.1374掲載
日本語では応用ソフトといわれる。通常、「アプリケーション」または「アプリ」と略すことが多い。ソフトウェアの種類の一つで、特定の目的を果たすために開発されたソフトを指す。代表的なアプリケーションソフトは、インターネットブラウザやメーラー、文書・プレゼンテーション資料作成、表計算、画像処理ソフトなど。
ソフトウェアは、大別すると(1)OS(基本ソフト)、(2)ミドルウェア、(3)アプリケーションソフトの3種類に分けることができる。OSはアプリケーションの開発・稼働に必要な基本機能だけをもったソフトで、ミドルウェアはOSにはない複数のソフトに活用できる汎用的な機能をもち、アプリの開発・稼働を中間(ミドル)層でサポートするソフトである。また、アプリは特定の作業を行うためだけに開発されており、基本機能を「応用する」という意味の英語でアプリケーションと呼ばれる。
「アプリとソフトはどう違うのか」と、IT業界以外の人は疑問に思うことがあるだろう。しかし、アプリケーションソフトはそもそもソフトウェア(の一つの種類)なので、違うのではなく、中に含まれているということになる。
また、アプリケーションを使う端末として携帯電話/スマートフォンをイメージする人が多いと思われる。その理由としては、パソコンはさまざまなアプリケーションをプリインストールしており、とくに意識せずに使っているのに対して、携帯電話/スマートフォンの場合はアプリケーションを追加でダウンロードすることが多い、ということが考えられる。
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