2011年、業務ソフトウェア市場で高い支持を得ている弥生がSaaS型業務ソフトの提供に乗り出します。

　新サービスの名称は「弥生オンライン」。岡本浩一郎社長は、「既存製品とはまったく別モノになる」と話しています。第一弾は、初心者向けサービスとして、パッケージとは互いを補完し合う関係になるようです。狙いは、同社の主戦場である小規模企業・SOHOの自計化率向上です。

　年頭所感からは、新ビジネスに対する岡本社長の決意が読み取れます。BSLシステム研究所やソリマチなど、ライバルは当面静観の構えですが、弥生の動きは、無視できない流れのなかから生まれています。（信澤健太）

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【2011年 年頭所感】　弥生